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[Uchina Junior Study 2022 ] 第1回学習プログラム~2日目~

 令和4年度ウチナージュニアスタディー事業

第1回学習プログラムの2日目は、JICA沖縄センターの多目的室で行いました。

日曜日は海外参加者ともZoomで繋ぐ内容となっており、日本時間の9時にスタートしました。

北米沖縄県人会から2名、インディアナ、ハワイ、バンクーバー、メキシコ、アルゼンチン、ブラジル、それぞれの県人会から1名ずつ、計8名の出席がありました。



始めは、ビデオカメラの前で1人ずつうちなーぐちで挨拶です。慣れないうちなーぐちに戸惑いながらも、仲間の力を借りながら挑戦できました。


諦めずにやり遂げる姿がカッコよかったです。


各国県人会自慢では、海外の参加者が日本語でプレゼンテーションを行いました。

流暢な日本語を使う参加者もいれば、ゆっくり一生懸命に発表する参加者もいました。「たくさん練習したんだろうな」と容易に想像でき、嬉しい気持ちになりました。

それぞれの県人会の規模やその活動を発表に、国内の参加者は驚きです!

「あんだぎーって、もしかしてサーターアンダギーのこと!?」「地球の反対側で沖縄そばを食べているんだ」などなど。

写真があることでイメージもしやすく、活動している様子がよく伝わりました。

質問コーナーでは、数名の県内参加者から質問や感想がありました。宮城悠太さん(桑江中)は英語を使って質問です。

オンラインだとしても努力し、コミュニケーションを取ろうとする中高生たちに感動しました。

兵庫県尼崎から参加した人見弥生さん(尼崎西高校)と山本琉嘉さん(関西大学第一高校)の2人は、兵庫沖縄県人会の紹介を行いました。


県人会の好きな点として、70歳のメンバーが元気なこと、青年部が様々な企画をしてくれること、などフレンドリーで仲のいい県人会であることを伝えました。

英語、スペイン語、ポルトガル語の通訳を通し、海外の参加者にも発表を届けることができました。

最後、Zoom接続を切る前に、古澤徳馬さん(久米島高校)は自身のインスタグラムのコードをビデオカメラに懸命に写し、海外参加者に向かって「友だちになろう」と訴えていました。

果たしてフォローしてもらえたのでしょうか。SNSで繋がることで、日常の生活レベルでネットワークの拡充ができる。ほんの一瞬の出来事でしたが、積極的な行動でした。

「ブラジルの県人会にいつか行きたい」「県人会のお祭りに参加したい」「アサード?を食べてみたい」など、国内参加者の気持ちは高まっています。

11時30分から12時までは、昨日立てた目標を3名グループで確認する時間になりました。
JOCA
の生盛さんがおもちゃ「スティッキー」を使ってワークショップを計画し、遊びから生まれた渦の中で、後の人(仲間)のことを考えること、言葉を伝えるときに大切なことを共有しました。



スティッキーを抜いていく遊びは、完全に成功することはありませんでした。

しかしそのプロセスでは「赤は絶対にダメだ」「隣の青がいいんじゃない?」など参加者間で声掛けが出るようになっていました。

抜いた棒の3色3名で集まり、目標を語り合い、今後のウチナージュニアスタディー事業でそれを達成することを約束しました。

期間中にまたスティッキーに挑戦しましょう。

昼食を挟んだ後は、移民学習です。

講師に我如古加奈子先生をお招きし、移民をする家族の選択を追体験するシミュレーションワーク「クロスロード」を受講しました。

県系移民に対して、理解を深めることができました。

次週はファミリーツリーの課題が課されています。

第2回学習プログラムも頑張って下さい。

[Uchina Junior Study 2022 ] 第1回学習プログラム~1日目~

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