Menu

News記事

【インタビュー】2022年度ウチナーンチュ子弟等留学生:呉屋マリエラ

沖縄県では、沖縄県出身移住者子弟及びアジア諸国等から優秀な人物を選抜し、県内の大学や県内企業、伝統芸能修得機関で就学・研修させるとともに、沖縄の歴史・文化・習慣の理解促進、県内企業での実務経験、県民との交流促進等の機会を提供することで、次世代へのウチナーネットワーク継承に向けて将来的に本県と出身国との架け橋になる人材を育成し、本県との国際交流に寄与せしめることを目的とした事業を行っています。

2022年度留学生の呉屋マリエラさんに、インタビューしました。
ぜひマリエラさんの想いを読んでみてください。


1.出身国
アルゼンチン


2.職業
私は、組織情報システムの学位を持っており、テクノロジー企業で働いています。


3.先祖(うやふぁーふじ)の出身
私はウチナーンチュ3世です。父方の祖父母は西原出身で、母方の祖父母は本部と今帰仁出身です。


4.今回の留学でやりたいこと・がんばりたいこと
沖縄国際大学(沖縄国際大学)で日本語(文法、会話、作文の授業)を勉強しています。琉球舞踊とエイサー(大学サークル内)も練習しようと思っています。

また、ウチナーグチや沖縄の歴史も学びたいと思っています。


5.沖縄の好きなことば
・イチャリバチョーデー
・ぬちどぅ宝
・チャンプルー


6.今までウチナーンチュ大会(ウ大会)に参加したことはあるか
はい。第6回と今回の第7回大会へ参加しました。


7.今年の第7回ウ大会へ参加しての感想
本当にとても盛り上がりました。国際通りのパレードでは、地元の方々が「おかえり」と笑顔で温かく迎えてくださいました。

また、大学のエイサーサークル「琉球風車」と一緒に閉会式に参加する機会もありました。とてもいい経験でした。

国際通りで行われたパレードでアルゼンチン代表団の一員と(ウチナーンチュ大会)


名桜大学にて第7回世界ウチナーンチュ学生サミットの様子


ウチナーンチュ大会の閉会式で琉球風車と


8.沖縄に住んでみてどうか
午前中は日本語の授業、午後から夕方にかけては、琉球風車とエイサーの練習をしています。また、若者や沖縄県民の方々との文化・意見交換会も行っています。


沖国祭にて琉球芸能文学研究会と(沖縄国際大学)

自由時間には、沖縄の歴史や文化に関連する場所を訪ねたり、ここで出会った親戚や友人と一緒に過ごしたりしています。私は沖縄でとても幸せです。


沖縄市のイベントにて県費留学生と市町村研修生と


9.帰国後、ウチナーネットワークを繋げていくために何ができるか、何をするか
県人会、沖流会(沖縄の同窓会グループ)が行う沖縄文化の普及に関わる活動に協力します。UNC、WYUA、ラテンアメリカ諸国の様々な同窓会グループとコミュニケーションを取り、絆を深め、様々な活動において相互支援を行いたいです。


10.今まで知らなかった母国と沖縄の共通点
この島の人々の温かさと親しみやすさは、ラテンアメリカとよく似ています。この待遇がとても心地よく、私は沖縄を第二の故郷と考え、いつでも戻ってきたいと思うようになりました。


11.沖縄に来て驚いたこと
気候、特に湿度が高いので暑いことですね。どこもかしこも清潔で整然としていますが、通りにはゴミ箱がありません。それが普通なんですね。

関連記事