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コロニア・オキナワ移住地とは?

南米にある、もう一つの「オキナワ」

ちょうど沖縄の反対側に位置する南米ボリビア、そこには「コロニア・オキナワ移住地」という小さな村があります。
移住地は三つの地域に分かれていて、居住する沖縄県系人は約250世帯、人口900人前後の小さなコミュニティーですが、そこには文化会館、歴史資料館、学校、診療所、農牧総合組合(CAICO)などがあり、他にも様々な施設を運営をしています。

2016年8月15日に、移住地は入植63周年を迎えました!
毎年この時期になると、入植記念日に豊作を願って移住地の最大イベント、コロニア・オキナワ豊年祭が行われます。広場では日本語とウチナー口が飛び交い、三線や琉球国祭り太鼓、空手などが拝見でき、沖縄料理を楽しむこともできます。また、ボリビアの伝統舞踊なども披露され、両国の文化を一度に楽しむことができます。

この地は今でも沖縄の伝統文化が色濃く残っているとても豊かな移住地ですが、その裏には、計り知れないほどの苦労と努力で築き上げられてきた歴史があります。
もう二度と故郷には戻れないという覚悟で南米へ渡った移民の先人達。
それでも沖縄を近くに感じたいという想いから名付けられた「コロニア・オキナワ移住地」。
そこにはまるで昔の沖縄があるかのような、自然豊かで、ゆいまーる精神溢れる人々の温かみが感じられます。

もう一つのオキナワへ、あなたも一度はめんそーれ!

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