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[Uchina Junior Study 2022 ] 第2回学習プログラム~1日目~

\第2回ウチナージュニアスタディー事業/

沖縄NGOセンターのおくやんこと奥山さんに来ていただき、移民理解ワークショップを行いました。

前半に行われたフォトランゲージでは、グループに配布された「初期の県系移民の写真」を見て、そこからわかることや想像できることを書きあげました。県外参加者と離島参加者の3名もオンラインで参加し、発表まで頑張りました。


【参加者感想】昭和薬科大学付属高校 安次富姫奈

移民に関する文化は、沖縄と海外を繋ぐきっかけでもあり、沖縄の良い所だと漠然と思っていました。ですが、その文化が生まれた裏では、昔移民をした方々が言語や労働の面で大変苦労していた事を改めて実感しました。昔の移民の方々の思いをより学んで、沖縄の面白い所を再発見したいです。


その後は、買い物ゲームを行いました。
移民先の言葉が通じない土地での買い物を想定し、商品を購入します。
移民に関わらず、外国での買い物には難しさがあるものですが、参加者の中にはスペイン語を話せる高校生がおり、スムーズな買い物を行う一面もありました。
ほとんどのグループがジェスチャーや英語(お店の人には通じない)でコミュニケーションを図ろうとしましたが、頭を抱えて困惑する姿もありました。
本物のお菓子としてアルゼンチンのアルファフォーレスを用意し、実際に味見をしました。

【参加者感想】向陽学校 山本佑妙

買い物ゲームでは、海外に移民した方が異世界で言葉が通じない環境の下で、どうしたら自分の考えや求めているものを通じることができたのかなどを考えました。やっぱり、どの国に行ってもジェスチャーは大切で、周囲の状況を臨機応変に判断して行動することが重要な事に気づきました。
ここにいるメンバーもそのような事に気づき、改めて海外に行くにあたっての観点が変わったような気がしました。すごく色々自分の考え方が変わったと感じました。

後半はチューターとの交流会です。
ワールドカフェ形式で、通訳業務を担うチューターさんとお話を聞きます。

【参加者感想】与勝高校3年 富山萌音

明さんとアンドレスさんの話しを聞いて、沖縄に住んでいる私より、海外のウチナーンチュの方が沖縄を知っているんじゃないかと思った。また遠く離れていても、ウチナータイムや自然などが似ていて、故郷と感じると言っていて、たくさん繋がっているんだなと思った。世界にいるウチナーンチュに負けずに、私も沖縄のことを学び、発信していきたいと思った。

第1回学習プログラムと第2回学習プログラムを通して、
県系移民の歴史を振り返り、彼らの苦悩や葛藤、ライフストーリー、沖縄(故郷)への想いを考えてきました。
今後のプログラムでは、沖縄や世界のウチナーンチュに対する「私のアクション」を考え実行に移していきます。

[Uchina Junior Study 2022 ] 第2回学習プログラム~2日目~ 

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