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【海外県人会の皆様へ】世界の兄弟へ三線を贈るプロジェクトからのお知らせ

海外沖縄県人会各位

            世界の兄弟へ三線を贈るプロジェクト

 皆様方には、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素より本プロジェクトへのご支援とご協力を賜り、心から厚くお礼申し上げます。

 さて、私たちの活動は今年で11年目を迎えました。2014年ドイツ沖縄県人会から始まった「世界の兄弟へ三線を贈るプロジェクト」は、フイリピン、ロサンゼルス、ブラジル、ペルー、ボリビア、ハワイ、カナダ(トロント、バンクーバー、カルガリー)、フランス、在沖縄ミャンマー人会、トルコ、スイスヘ三線129丁を贈ることができました。これらの三線はすべて県民からの寄贈によるものです。

 去年、フランス沖縄県人会から「令和6年度パリ・沖縄祭り」ヘ招待を受け、三線10丁の贈呈とともに三線教室や演奏、三線工程はスタンディングオベーションを得て大成功裡に終えることができました。また10周年記念誌にもある通り、三線を贈呈した国々から様々な喜びの声が寄せられ本プロジェクトの果たした役割は大きく、これもひとえに、皆様の沖縄文化への念(おもい)と海外に移住されているウチナーンチュの念(おもい)、さらには外国人の沖縄文化への関心の深さを考えると「本プロジェクト」の活動は今後も継続する必要があると思います。

 今後の取り組みは、フランス国立音楽楽器博物館三線奉納、三線1000万円基金設立、三線工重要無形文化財保持者の認定、三線ユネスコ登録、海外移住者子弟研修生支援です。

 1円の予算もない中で活動を10年間進めてきましたが、これからもたゆみなく進めていくためには、きちんとした組織の基盤づくりが必要です。これからも皆様の温かいご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

                              令和7年2月末日

世界の兄弟へ三線を贈るプロジェクト実行委員会
代表 勝連盛豊

<活動の様子は次から閲覧できます>
1-世界の兄弟へ三線を贈るプロジェクト10周年記念事業(PDF)
2-世界の兄弟へ三線を贈るプロジェクト10周年記念事業(PDF)
3-世界の兄弟へ三線を贈るプロジェクト10周年記念事業(PDF)
4-世界の兄弟へ三線を贈るプロジェクト10周年記念事業(PDF)

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