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2022年度ウチナーンチュ子弟等留学生 修了式・報告会

去る310日(金)、2022年度ウチナーンチュ子弟等留学生 修了式・報告会が開催されました。

昨年度と同様、今年度も、新型コロナウイルスの影響により、約半年間の受入となりました。本年度は、ウチナーンチュ子弟が6名、アジア諸国から1名の留学生が、沖縄での研修に励みました。




まず初めに、沖縄県文化観光スポーツ部文化スポーツ統括監 川上 睦子 による、修了書授与と記念品(かりゆしウェア)贈呈が行われました。

次に、沖縄県立芸術大学 学長 波多野泉 様より来賓祝辞をいただきました。

中島 ガブリエル ゆうじによる留学生代表挨拶では、
「パンデミックの影響で、この研修に来るのに2年も待ち、今年はやっと沖縄に来ることができた。2年間は長かったけど、それでも価値のある多くの経験をすることができた。沖縄での経験を忘れずに、宝物として自国に持って帰ります」と宣言をした。



修了式が閉会し、後半は、報告会が開催された。
初めに、沖縄国際大学 グローバル教育支援センター 所長 兼本 敏 様より、来賓祝辞をいただきました。

その後、留学生7名による、研修や沖縄での生活を通しての学びや成果のスピーチが行われました。

3つの機関で琉球料理の研修を終えた、台湾出身の范子鴻さんは、それぞれの研修機関での学びと感謝の気持ちを述べた。また、「世界の反対側から来た県費留学生と過ごすことで、自分の価値観に囚われず、楽しい時間を過ごすことができた」と話してくれました。



また、アルゼンチン出身の呉屋マリエラさんは、「今回の留学で、自分のウチナーアイデンティティを強化することができた。沖縄は、自分のルーツと繋がる場所であり、何より自分自身と繋がる場所です。この研修は、良い経験となり、いつまでも忘れません」と、沖縄への想いを話しました。



続いて、留学生による芸能の発表が行われました。

オープニングに「かぎやで風」が行われ、歌三線を、和仁屋 レンさん、山口 セサルさん、踊りを呉屋 マリエラさん、中島 ゆうじさんが披露しました。




次に、山田ジェシカさん、山口 セサルさん、国久 エリカさんによる空手の演舞が披露されました。

 

最後に、留学生全員による「安里屋ユンタ」の発表が行われ、参加者全員でカチャーシーが行われました。




半年間という短い研修期間でしたが、留学生は、研修以外にもサークルに加入したり、親戚との再会や新しい友達ができたりと充実した沖縄生活を送ることができたようです。

帰国しても、この研修で得た経験を忘れずに、沖縄と母国との架け橋になることを期待します。




2022年度ウチナーンチュ子弟等留学生


記事投稿者
UNC 金城

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