令和3年度ウチナーンチュ子弟等留学生報告会・修了式
3月9日、令和3年度ウチナーンチュ子弟等留学生の報告会・修了式を行いました。
日 時:2022年3月9日(水)10:00~11:00
会 場:JICA沖縄センター
Zoomでのオンライン配信
来 場 者:(対面)23名、(zoom)12名
今年度はコロナウイルスの影響により、期間を半年間に縮小し、ボリビアから2名の留学生を受け入れました。
3月9日の報告会・修了式では留学生二人が半年間を通して経験したことや学んだことの成果を発表しました。当日はお世話になった関係者だけではなく、zoomでつなぎ、ボリビア沖縄県人会やご家族の方へも発表を聞いていただきました。
沖縄国際大学に就学した中村麻衣さんは、日本語を勉強しながら沖縄文化について学んだことを発表。その中でも特に、研修の一環で訪れたひめゆり平和祈念資料館や南風原文化センターでの平和学習が印象に残っており、ボリビアでは沖縄戦についてほとんど知る機会がないので、「今回学んだことを持ち帰って一人でも多くの人に伝え、ルーツ沖縄へ関心を持ってもらいたい」と思いを伝えていました。
琉球大学に就学した眞榮城海人さんは、日本語と畜産の科目を履修し日本語以外にも沖縄文化、畜産について学んだことを主に発表。畜産では、フィールド実習を通して牧草の植え付けや牛の去勢や角切りなど、様々な体験をし、授業以外でも牛舎の掃除をしたり、牛や豚をセリに出したりと、貴重な経験になったと発表していました。「学んだ畜産のことをボリビアでも活かし、沖縄とのつながりを大切にしていきたい」と意気込みを語っていました。