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Uchina Columnウチナーコラム

山内 彰さん:沖縄ハワイ協会 会長

2019年12月2日

山内 彰


自己紹介

沖縄ハワイ協会の山内彰です。現在、今年からハワイ協会の会長を務めております。よろしくお願いします。


現在のご活動

沖縄ハワイ協会は、ハワイにあるハワイ沖縄連合会と連携して、まず親善交流、文化交流等々をやっているところです。58年前にでき上がった協会です。先人たちが沖縄とハワイとの親睦を図りたいと。そしてハワイの良さを取り入れ、沖縄の足りない部分をハワイから学んで、これから沖縄の復興のために頑張ろうということで立ち上がった協会です。したがいまして、今でもハワイの沖縄フェスティバルに、こちらから交流団を結成して参加して、向こうで舞台発表をさせたり、あるいはその他の親善交流をやっております。それから、先だって行われましたハワイ沖縄高校生交流事業というのがあるのですが、30周年になります。そういった支援体制を、ハワイ沖縄連合会が力強くやってくれているものですから、そこと協力してやるとか、あるいは両方、知事への挨拶、表敬等々をやってきております。


今後のご展望

これまで経済界を中心にして、沖縄ハワイ協会は活動してまいりました。世代が若い世代に移りつつあるんですね。そうしますと、若い人たちとの、いわゆるウチナーグチで言うと「シンカヌチャーネットワーク」ということで、若い世代のネットワークをもう少し力を入れていきたいなというのが、沖縄ハワイ協会としては考えているところです。したがいまして、今年からですけれども、ハワイも「シンカヌチャーネット」というのがあるようですので、それと一緒にして高校生をはじめ、あるいは交流をやった、高校生交流を終えた人たちが700名以上いるので、そういう人たちを中心にして、若者の交流、世代の絆を強めていきたいなと、こう思っております。


次世代のウチナーンチュへ一言

文化交流はもちろん大切であると同時に、あるいはウチナーンチュというアイデンティティーを大事にして、お互いの交流の中から良さを見つけ出してほしいと思っております。最終的には教育、文化、さらには「ラブ・オブ・ヒューマニティー」人間愛ですか、それでもってつながっているというのを、私も交流の中から学んできたのです。そういう視点を若者たちが持って、もっと親しく、そして人と人との関係性を持っていけるようにやっていけたらいいなと、まさにイチャリバチョーデーで、本当に大きなファミリーを形成するという気持ちでやってくれたらありがたいなと思っているし、それを応援しようかなと思っています。

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