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世界のウチナーンチュ人材養成セミナー第1回研修

\世界のウチナーンチュ人材養成セミナー/
12月8日(日)に「世界のウチナーンチュ人材養成セミナー第1回研修」を実施しました。(運営:ウチナーネットワークコンシェルジュ)
このセミナーは沖縄移民の歴史や世界に広がるウチナーネットワークを学び、その魅力を発信する人材を養成することを目的に開催されています。

全部で5回ある研修のうちの今回は第1回目!

はじめに、ウチナーネットワークコンシュルジュの金城より本セミナーの目的と目標、ウチナーネットワークについて説明しました。

そしてセミナー受講生の自己紹介!
出身地や地元の好きなところなどをみんなにシェアしました。

次に、琉球大学名誉教授 町田宗博氏を講師に招き、ハワイ移民に焦点をあてた沖縄移民の歴史についてお話しいただきました。

「ブラジルに移民が定着しなかった理由は何か」、「人口増加が移民する理由の一つであるならば、沖縄以外の都道府県も移民が増えるはず。沖縄で特に移民する人が増えたのはなぜか」などお話いただいた内容に関して活発に質問する受講生の様子がみられました。



そのあと、ブラジル沖縄県系3世の松本カリナ沙登美さんと、ブラジル出身で沖縄の文化が大好きなラセルダ ジョアンさんを招き、沖縄に興味をもったきっかけなどをお話しいただきました。

2人は、今年10月に来沖し、現在JICAの日系社会研修員として(一社)世界若者ウチナーンチュ連合会(WYUA)で研修を行っています。

仏壇など家に沖縄文化があるのが当たり前の環境で育った沙登美さん。2008年に嘉手納町海外移住者子弟研修生として沖縄に来たことで沖縄への関心がより強まったそうです。県費留学生のOBOGグループ「うりずん会」の会長をした経験もあり、今後の県人会の課題として「沖縄の文化や習慣を『広める』より『強める』」の必要性をお話しされていました。



ジョアンさんは沖縄にルーツはありませんが、幼いころから祖母に沖縄県人会に連れて行ってもらった影響で沖縄のことが大好きになったそうです。地元カンポグランデは沖縄のコミュニティが大きく、青年会には42名ものメンバーがいるそう!青年会ではエイサーを踊ったりしているそうで、ジョアンさんは会長も務めたことがあるそうです。



次回は、ワークショップや海外ウチナーンチュ留学生との交流を通して沖縄移民の歴史やウチナーネットワークについてさらに考えていきます!うちなーぐちクイズやブラジルのダンス講座など、すでに楽しくなる予感

次のセミナーレポートもお楽しみに!

講師:琉球大学 名誉教授 町田宗博氏

ゲスト:ブラジル出身県系3世 松本カリナ沙登美 氏
    ブラジル出身 ラセルダ ジョアン 氏

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