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ドキュメンタリー映画「SANSHIN ~三線~」

三線の音が聞こえたら、その世界は平和だよ

音色をつくる職人たちと、
音色を育てる島心の物語

数世紀にわたり継がれてきた沖縄の魂、三線。
本作は、三線職人たちの貴重な「技」と「思い」を映した 2年間の記録です。
<2021年/105分/ドキュメンタリー>

【ストーリー】
三線に触れたこともなかったナイチャー(本土出身)の〝私〟は、
三線制作のため沖縄へやってきた日系ブラジル人〝サユリ〟との出会いをきっかけに、
三線が「生まれる道」に興味を抱き、
個性豊かな4人の職人たちに密着取材を始めます。

これは、三線職人たちの貴重な技や作り手としての思いと、
三線の音色が息づくさまざまな情景を映した2年間の記録。
「三線さえあれば何とかなる」と日本縦断の旅に出た青年や、
〝サンシン〟と名付けられた少年との出会いのほか、
平和への祈りをのせた歌三線もストーリーを彩ります。

【出演】
三線職人 :渡慶次道政、照屋勝武、岸本尚登、上原睦三
職人見習い:志良堂サリタさゆり(日系4世ブラジル人)

【主題歌】
「てぃんさぐぬ花」(沖縄民謡) うた三線:華菜枝

【撮影地】
沖縄(本島および石垣)、北海道(知床)、宮城(仙台)、新潟(佐渡島)、広島

【制作・監督】
本間章子(ほんま しょうこ): 構成作家
新潟県生まれ。埼玉で三線と出会い、ひと月ごとに沖縄に通うようになる。
著作に『小林ハル 盲目の旅人』『三味線ランナー』他。現在は那覇市在住。

【作品について】
三線に魅了され、三線が「生まれる風景」を記録しようと思い立った本州出身の構成作家による初監督作品。2017年から2019年にかけて撮影された100時間を超える素材から、新型コロナウイルス感染症自粛期間中の編集作業を経て完成。企画・撮影・編集までの全工程を一人で担った完全自主制作。2021年カンヌ映画祭批評家週間長編部門出品作。

予告編90秒

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