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世界のウチナーンチュ人材養成セミナー第2回研修

\世界のウチナーンチュ人材養成セミナー/

12月21日(土)に「世界のウチナーンチュ人材養成セミナー第2回研修」を実施しました。(運営:ウチナーネットワークコンシェルジュ)

第2回目となった今回の研修。
今回が研修初参加の受講生&留学生も多く、第2回目も自己紹介からのスタート!

その次に沖縄にルーツを持つ留学生によるトークセッションを行いました。
お話してくれたのは、オーストラリア出身ウチナ―ンチュ2世の奥田カレンさん、ペルー出身ウチナ―ンチュ4世の玉城真由美さん、そしてブラジル出身ウチナ―ンチュ3世の當間ミキさん。

「あなたにとってウチナーネットワークとは?」、「実体験談(アイデンティティ等)」、「世界のウチナーンチュあるある」、「カルチャーショック」などをテーマにお話ししていただきました。


日本人が少ないシドニーに住むカレンさんにとってウチナーネットワークは「自分のアイデンティティを話せる場所」だそうです。「世界のウチナーンチュあるある」について真由美さんは海外の沖縄県人会館の舞台に首里城の絵が飾られていることを挙げていました。ミキさんは公共交通機関の不便さが沖縄で感じたカルチャーショックで、ブラジルでは運賃が安く、遅い時間でも公共交通機関が利用できると教えてくれました。

お話を聞いた後、参加者からは「帰国後、挑戦したいことは何か」や「沖縄の若者が沖縄の文化や歴史に興味をもつようになるにはどうすればよいと思うか」などの質問があり、海外のウチナーンチュと沖縄在住のウチナーンチュが意見交換する貴重な時間となりました。



次にウチナーネットワークコンシェルジュの金城より、ウチナーネットワーク継承の必要性についてお話をしたあと、留学生も交えてみんなで一緒にランチを食べました!


ランチで参加者の距離が少し縮まった後は沖縄移民ワークショップを行いました。

このワークショップは、株式会社さびらさんと(一社)世界若者ウチナーンチュ連合会が「沖縄ファミリーヒストリープロジェクト」で開発中の教材です。

沖縄から海外へ移民した1家族の写真と、博物館などに所蔵されている写真を5つの時系列に並び替えます。そして、それぞれの時代に何があったのかを、移民先・沖縄・日本・移民した家族という4つの視点から考えます。

今回はハワイ出身ウチナ―ンチュ4世の 眞榮里サマンサさんのファミリーヒストリーをもとに、ワークショップを進めました。参加者からは「ほかの地域では事情が異なるだろうから、ハワイ以外の地域に関するワークショップもやりたいと思った」「歴史という大きな枠と家族という小さな枠、両方見れたことがよかった 」などの声があがりました。


最後はお待ちかねの海外ウチナーンチュ留学生との交流会!

うそかほんと自己紹介ゲームやジェスチャーゲーム、ブラジルダンスなどで親睦を深めました。
ブラジル出身ウチナ―ンチュ3世の上間明さんによるうちなーぐちクイズも盛り上がりました。


研修のフィナーレは、明さん演奏による島人ぬ宝を参加者みんなで大合唱!

ウチナーネットワークの強さ・大切さを改めて感じることのできる充実した研修でした。



次回は移民講座実践編!今回体験したワークショップを一般市民の方々にも体験してもらうべく、セミナー受講生はワークショップのファシリテーションを行います。県費留学生との交流会もあるので、学べることがたくさんありそうです。

次のセミナーレポートもお楽しみに!

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