Menu

News記事

ウチナーンチュ子弟等留学生 沖縄移民フィールドワーク in 金武町

7月6日(日)、金武町若者交流会のガイドのもと、「沖縄移民フィールドワークin金武町」を行いました。まずは、午前中は座学!
沖縄移民の父「當山久三」、フィリピン移民の父「大城孝蔵」、金武町移民について学びました。
「當山久三の話は聞いたことあるが、大城孝蔵のことは初めて聞いた。フィリピンにもウチナーンチュがいると、初めてきいた」といった声もあり、新しい発見がたくさんあった様子でした。


午後は、フィールドワーク!
まずは、當山紀念館に行きました!
午前中に学んだ金武町移民について、県費留学生・参加者同士で振り返る時間にもなりました!次に、ウッカガー(金武大川)と、新開地を巡りました。



最後に、参加者全員で振り返り!
印象に残ったことをかるたにして発表。
県費留学生は、特に當山久三やタコライス、金武大川に、特に興味をもっていた様子でした!
今回は、UNCの人材養成セミナー参加者、一般参加者も一緒に交流することができました。今回のように、県民と県費留学生が共に学ぶことで、新しい気づきや交流が生まれました。今後も、このような交流を企画していきたいと思います。
 

\県費留学生からの感想💬/
★2024年度県費 アメリカ出身 古堅美佐
當山久三が移民の父としられ、生まれ育った金武町の事を色々学びました。移民の始まりを知り、ハワイだけではなく金武町から世界へウチナーンチュが渡った事に驚きました。特にフィリピンへの移民はとても興味深かったです。當山紀念館では、アメリカへの移民の情報が書かれていてとても勉強になりました。最後に作ったカルタも楽しかったです。北米沖縄県人会では金武町が唯一ある市町村の会なので、それについてカルタを作りました。移民する旅の事や、それぞれの国の移民状況をもっと知りたいです!

★2025年度県費 台湾出身 ホウペイラン
金武町での研修に参加するまでは、この地域について全く知りませんでした。沖縄の中には観光客で賑わう場所も多いですが、金武町はあまり観光化されておらず、まるで沖縄全体の縮図のような場所でした。研修を通して、ここが移民の出発点であり、美しいビーチや米軍基地、そこから派生したアメリカ文化、そして清らかで絶えることのない湧水「ガー」など、多くの要素が共存することを知りました。琉球の伝統文化、移民の歴史、米軍の影響が同時に集まっているこの場所には、観光地化されていないからこそ、様々な時代の沖縄の姿が残っていると感じました。このような場所に出会えて本当に嬉しく思います。今後もまた、もっと長く滞在する機会があればと願っています。

関連記事