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チャンプルー文化を兼ね備えた台湾!

共存共生を図りながら楽しんでいます!

台湾は、人口約2350万人、面積、沖縄本島の15個分、現在では一番近い海外ですが、戦前は日本の一部として、
非常に盛んに行き来が行われていました。


簡単に近年の台湾の歴史を紹介しますと、
1.先史及び原住民時代 (1624年以前)
2.オランダ占拠時代(1624年 - 1662年)
3.明鄭統治時代(1662年 - 1683年)
4.満清支配時代(1683年 - 1895年)
5.日本統治時代(1895年 - 1945年)
6.中華民国国民党占拠時代(1945年 - 1996年)
7.民主化後(1996年 - 現在)
となっています。

この台湾の歴史から分かるように、台湾も沖縄と似たような歴史をたどってきました。沖縄でよく耳にする、佐渡山豊が作詞作曲した「ドゥーチュイムニィ」の歌詞の中にある、「唐の世から大和の世 大和の世からアメリカ世 ひるまさ変わたるこの沖縄(中国の世から大和の世、大和の世からアメリカ世、不思議に変わったこの沖縄)」のような歴史です。

また、台湾は沖縄同様のチャンプルー文化も兼ね備えています。

台湾には、主に次の4つのエスニックグループ(種族)が存在します。
1. 閩南人 約 1,550 万人(約74%) 
⇒ 日本の植民地統治終結までに中国大陸から移住してきた人々
2. 外省人 約 200 万人(約10%) 
⇒ 1945 年以降、中国内戦に敗れた国民党政府の台湾移転に従って移住してきた人々
3. 客家人250 万人(約12%)
⇒ 広東省を出身地とする人々
4. 先住民約36 万人(約2%)
⇒マレー・ポリネ シア系の人々
それぞれで争いが続いていた時期もありましたが、現在は共存共生を図っています。

沖縄から台湾へ!?

さて、台湾のウチナーンチュに話を戻しますと、その歴史は、台湾日本時代まで遡ることができます。
台湾へのウチナーンチュの移民や移住は、主に次の4つに分けられるかと思います。

1.1895年-1900年 沖縄人巡査(日本が台湾統治を始めた当初の抗日武装勢力を鎮圧するため)
2.1902年 沖縄の政治、経済、産業各界の有力者(台湾ブームによる視察や研修)
3.1913年-30年 台湾移民
4.沖縄戦時(台湾は中華民国の統治となった為、戦後後は沖縄へ)

現在は社会人や交換留学生などが多く、県人会に参加している人数は約50名となっています。
二ヶ月に一度の会合では、様々な職種で働く方や交換留学生が交流し、それぞれの興味ある分野や沖縄の文化について語り合い、
有意義な時間を過ごしています。

チャンプルー文化も兼ね備えた台湾!

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