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ウチナーネットワーク文化交流会~沖縄の伝統芸能でつながるプロジェクト~ in フィリピン・マニラ

5月22日(水)に、フィリピン・マニラにて
「ウチナーネットワーク文化交流会~沖縄の伝統芸能でつながるプロジェクト~」を実施しました。

本事業のきっかけは、20242月に沖縄県がフィリピンを訪問した際、県人会等から沖縄文化の継承に関するニーズが寄せられたことでした。そこで、現地の要望に応えるべく、今回の交流会の実施に至りました。
沖縄から、うるま市具志川青年会会長の天願虎南さん、沖縄県費留学生として琉球舞踊を学んでいるカナダ出身の山川杏香さん、そして杏香さんの琉球舞踊の指導者玉城流いずみ会家元の又吉聖子先生が参加しました。

第一部では、初めに天願さんによるエイサーの歴史や、エイサー道具の紹介等を行いました。

続いて、又吉先生による琉球舞踊の歴史や琉球舞踊の踊りの種類の紹介をしました。



最後に、県費留学生の杏香さんが沖縄での研修内容や経験、帰国後の目標について発表しました。



第二部では、
いよいよ杏香さんによる、琉球舞踊「上り口説」の披露。
参加者の方は「とても懐かしい気持ちになる」と手でリズムを取りながら嬉しい様子でした。

その後、天願さんがタギッグ大学の学生にエイサーの指導を行いました。これまではオンラインでエイサーを習っていた学生たちにとって、直接エイサーを教わるのは初めての経験でした。今回は具志川青年会の「安里屋ユンタ」を踊り、短時間ながら一通りの動きを覚えることができました。今後も具志川青年会のSNSを通じて学んでいってほしいです。

最後に、会場全員でカチャーシーを踊り、大いに盛り上がりました。
今回、沖縄県内から集めたパーランクーと、三線、脚絆(エイサーの衣装)を寄贈しました。具志川青年会からは、大太鼓の寄付もありました。



道具は、下記の方々から寄贈いただきました。
パーランクー5個・大太鼓1台 具志川青年会 うるま市
パーランクー5個 赤野青年会 うるま市
三線2丁・脚半 沖縄県

今回の交流会には平日にもかかわらず多くの方々が参加してくださいました。
沖縄に対する熱い想いをもつ沖縄県人会の皆さん、そして沖縄に興味を持ちエイサー活動をしているタギッグ大学の皆さんの沖縄愛に、とても感動しました。この道具を使って、沖縄の文化がこれからも受け継がれていくことを心から願っています。そして、いつかまた、沖縄やフィリピンのどこかで、皆さんと共にその成果を披露できる日を楽しみにしています。

本会の実施にあたり、多大なるご協力をいただきましたフィリピン沖縄県人会連合 副会長の屋良さんをはじめ、フィリピン沖縄県人会連合の皆さん、フィリピン沖縄県人会の皆さんに心より感謝申し上げます。


日刊まにら新聞にも掲載していただきました。
こちら

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