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Uchina Junior Study 2021 スタート

去った6月26日~27日に、ウチナージュニアスタディー事業の第1回学習プログラムをオンラインで実施しました。
今年度は県内15名、県外2名、海外13名、12歳~20歳の参加者と、青年リーダー2名が参加。




全体司会は、本事業のOBOGである生盛(JOCA)が担当。1年前からこの日を待ちわびていました。


国内参加者のみを対象にした初日のオリエンテーションは、
沖縄県より事業概要の説明、安全面の諸注意、SNSの紹介などを行いました。



本事業の担当する沖縄県職員小田さんは、
鹿児島県最南端の離島
与論島出身で、与論島で暮らしている時から「沖縄」への想いを持っていたそうです。小中学校では必ずエイサーを踊ったり、沖縄と同様に母親を意味する「アンマー」という言葉があったり、沖縄は身近な存在で、島の中にも「ウチナーンチュだ」と思っている人がいたそうです。ところが、沖縄で暮らし始めると、沖縄県内は与論島出身者のことを同胞と思っている人が少なく、少し悲しく感じていたそうです。

「沖縄で生まれ育っていなくても沖縄を思っている人たちがいる、そのような沖縄が大好きな同世代の世界のウチナーンチュ達と一緒に、このプログラムを通して仲良くなり、国際的な視野を身につけてほしい」等と述べました。

その後は、アイスブレイク!最初は緊張していた参加者も、キャッチボールゲームや、借り物競走などを通して、表情が柔らかくなっていきました。




そして、初日最後は、本事業を通しての参加者の成長の記録、目標設定など説明を行い終了。


2日目は、自己紹介アイスブレイク、県外・海外参加者による各地の県人会紹介、外部講師に我如古香奈子さんをお招きし沖縄移民の理解を深めました!

ちなみに、自己紹介アイスブレイクを考えたのは、海外青年リーダーのありささん。ありささんの満面の笑顔で、参加者も少しリラックスできました!



県外・海外参加者による10県人会の発表は、
英語・スペイン語・ポルトガル語の通訳を入れながら進行を行いました。
県内参加者にとって初めて知ったことも多く、参加者はメモをしっかりとっていました。




また、我如古さんによるワークショップは、移民する当事者や家族の気持ちになって考えられたようです!スタッフ共々大変勉強になりました!
ありがとうございました。



海外参加者が来沖できず、例年とは違った学習プログラムのスケジュールになった今年度のウチナージュニアスタディー事業。
実は、参加者募集をする前は、スケジュールのことで参加者が集まるのか心配した時期もありましたが、県内参加者は予想を上回る応募がありました。
合格した学生の皆さんは、今回不合格だった方達や沖縄への来沖が叶わなかった海外参加者の分まで学び、沖縄と世界の架け橋になってほしいです。スタッフ一同も全力で取り組みます。

次回は、2週間後!この夏、一番の成長するプログラムになるように頑張っていきましょう!

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